シャープペンシル
小説 シャープペンシル 自作だよ。
少しはわかってたんだ。人生、こんなことぐらい、あるんだってこと。
でも・・・・・こんなに大きなことになるなんて知らなかった。
あの、1本のシャープペンシルから・・・・・。
第1章
「ふぅ・・・」そっと、ため息をする。暖かい日。春が始まって、もう何日がたっただろうか。
名前は今野陽香(こんの はるか)。中学生になったばかり。
「どうしたの?」そう聞くのは、小学校からの大親友の木村花奈(きむら かな)。
「なんか、ため息なんかしちゃって!あんたらしくないよ!?」そう、何も知らない花奈は聞く。
「花奈・・・・。ぁ。ありがとう」陽香は言いたいようで言えないようだ。
「なんかさぁ・・・いろんな小学校の人がいて、何かしら起こりそうだよねー」
なぜか花奈は楽しそうに話す。(こっちの身にもなってよ・・・)陽香はまた残念そうにため息。
「ぁ。じゃーねー!!」花奈は結局、なぜこんなにもテンションが低いのかすら聞かずに
帰っていく。花奈の席は陽香からとても遠い。周りの人は見知らぬ人ばかり。同じ町に住んでいるなんて
なんか、ありえないようだ。 チャイムが鳴り、みんなが一斉に自分の新しい席へと行く。
この日からだ。この瞬間。このチャイムが鳴った瞬間から陽香の人生を、花奈の人生を狂わせて行く。
「えぇー。おはようございます。中学校へようこそ!担任の近藤修(こんどう しゅう)です。よろしくなぁ!」
元気に話す担任の先生。これから1年、このテンション高い人と共に行くのか・・・。そう思うと余計にため息が出る。
入学式。上級生のいる中、緊張よりも楽しみでうれしくなっているのは誰1人いない。それもそうだ。
中学校は小学校のときと比べ物にならないくらい、上下関係が激しいのだろう。一瞬、花奈のことを
思い出した。(はっ!)あわてて周りを見渡すが、花奈が居ない。入学式の前だ。おかしいだろう。
トイレにいってるのだろうか?それとも、誰かと話しているのだろうか?
「誰か居ないやついるかー?」これまたテンションの高い先生が聞く。もう1度周りを見渡し確認をする。
「ぁの・・・。」思い切っていってみる。「今野・・・花奈が・・居ないような気がします・・・」
「今野花奈ぁ!居るか?」返事がない。だがいきなり「すいません!水野ひかるもいません!」
そう言ったのは隣にいた河合友紀。「友達・・・なの?ひかるさんと。」そう、聞いてみる。」
すると、予想もしていない言葉を聞く。「大変よ!ひかるは小学校のころからいじめっ子なの!その・・・いないって人!その仔危ないかもよ・・・んーーー!!!」
「・・・・・!!」少し、体が固まった。急いで探しに行かなくては。入学式も心配だが、花奈のことがもちろん心配だ。
先生が言う。「誰か!2人の居場所を知っている人はいないか!」そう聞くが誰も答えない。すると。
「ちゃんといってよ!知ってるんでしょ!?ひかるのことなんてどうでもいいから!」友紀が言う。
「知ってる!さっき、2人でトイレに・・・。」そういったとたん。陽香は動き出す。
たったったったったった.....
☆つづく☆
感想まってるよっ!![]()
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